ありがとう

もしも雨が降る日に

君が1人で泣いていたら

もしも消えたくなって

君がサヨナラを言いに来たら

俺は君の手を取って

美味しいご飯を食べに行きたい

何を食べに行こうかな

俺はファミレスがいいかな

なんでも好きなものを食べれるし

ジュースだって飲み放題

値段だって安いし

長時間いても怒られない

お腹がいっぱいになったら

3つ先の駅まで歩いていこう

そこから電車に乗って

降りたことないところで降りてみて

誰も知らない場所で

誰もいない場所で

空に叫んでみようかな

人生のばかやろうって

お前より幸せになってやるって

そしたら一緒におうちに帰ろ

多分帰り道にお腹が空くからさ

コンビニで買って帰ろうか

一緒にお風呂入って

贅沢してバブでも入れて

夜はジブリでも見てさ

気付いたら寝ちゃってるんだ

君の寝顔を見る度に思うよ

また明日も頑張ろって

だから明日も明後日も

来月も来年も

ずっと君を幸せにするから

ずっと隣にいてね

 

 

満月

涙で濡らした頬を撫でる

真っ暗な部屋 布団の中

何も思わなかった1年前に

花の種を植えた日を思い出した、

 

少しずつ水をやる日々に

雪も嵐も雷さえも耐え抜き

次の日は最高の快晴で  

その間に汗を流して稼いで

 

火星よりも目立たない存在

前に立つ気もなかったし実際

でもやって見りゃ拍手は喝采

言葉を並べてるだけじゃダッさい

 

まだまだエアコンは消せない夜に

汗で濡らした枕に寝そべり

今日も頑張ったと胸はろう

明日は明日でまたがんばろう

 

ザリガニ

太陽が登る 昼の12時

暑さも死ぬレベル

木の葉は大きく揺れる

セミも落ちてへばる

 

夏休み 子どもの声が響く

川の音さえもかき消す

いつもの公園 ベンチに座る

あぁもうダメだ やる気もミリグラム

 

エアコンの下だけが安全地帯

ベランダに出るだけで精一杯

限界 扉を開けた時からもう帰りたい

家にこもる姿は自宅の警備隊

 

懐かしい気持ちばかり蘇る

21歳 道を詠み間違える

いつも言う 未来を変える

途方に暮れ 今日もまた家に帰る

 

 

 

 

蚊取線香

脳に焼き付いた天井のシミ

いつ見ても形は変わらないのに

何故かいつもふと見つめてる

その時だけ俺は前を向いてる

 

寝転んだベッド 夏の夜に

静かな街で静かに息を吸う

弱い誰かの為といつも歩いた

後ろ振り返った 誰もいなかった

 

いっつもやるときゃ遠回りを選んで

達成感に満足して終わりで

何も出来なかったことを見透かして

また目を逸らした 孤独な戦場のアリア

 

1人静かな夜に眠った

寂しい夜に狂った

明日を待つ間に朝日に叫んだ

明日はきっといい日になる

 

愛を歌った

未完

師匠が死んだあの日を境に 

世界が180°変わった気がする

今まで支えてくれていた人が

急に居なくなるあの感覚が

置いていかないでって思った

俺にはまだあなたが必要なんだって

でも不思議だったな

連れて行って欲しいとは思わなかった

どうせなら思いっきりなこうって

そう決めて外に飛び出した

馬鹿みたいにきれいな夕焼けに見とれて

枕に蹲って大声で泣いたよ

なぁ、師匠、見てるか

俺は今、こんなに幸せだよ

富も名誉も地位もなんも無いけど

好きな人がいるってこんな幸せなんだ

どうせなら思いっきり生きるよ

悔いのない道なんかないんだろ

好きな物食べて好きな時に寝て

やることはやってやる時はやって

詰まんねぇなって言って酒飲んで

タバコには絶対手は出さねえ

でも最後の日、目を閉じる時は

愛する人の、手を握って

明日

眠れない夜 目を閉じてみる

Twitter開いて閉じて繰り返す

過去の思い出を振り返る

ただただ暗い時間がすぎる

 

ふと我に返ったからブログを更新

2ヶ月ぶり 忙しいふり

いつも変わらない日常をありがとう

最愛の人よ 今は夢を見よう

 

明日は明日の風が吹く

明日は快晴 雨も風もないみたいだね

ちょっと遠くまで出かけようか

夜には飲む シャンパンとコーラ

 

 

 

雨天

雨が降った後の帰り道

水溜まりを歩き濡れた靴

隣を歩くように聞こえる君の声

離れていてもつねにそばに居る

 

最近思うことがある

3ヶ月経った今更ながら

俺は今、君に恋をする

モノクロの日々に色を着けていく

 

描いた点と点 線で繋いだ

手を繋いだあの日の様な温かさ

毎日残す言葉の思い出は

一つ一つが宝石 輝く鮮やかさ