蚊取線香

脳に焼き付いた天井のシミ

いつ見ても形は変わらないのに

何故かいつもふと見つめてる

その時だけ俺は前を向いてる

 

寝転んだベッド 夏の夜に

静かな街で静かに息を吸う

弱い誰かの為といつも歩いた

後ろ振り返った 誰もいなかった

 

いっつもやるときゃ遠回りを選んで

達成感に満足して終わりで

何も出来なかったことを見透かして

また目を逸らした 孤独な戦場のアリア

 

1人静かな夜に眠った

寂しい夜に狂った

明日を待つ間に朝日に叫んだ

明日はきっといい日になる

 

愛を歌った