将来
将来の夢はなんだった
かっこいいヒーローになりたかった
悪者を倒すヒーローじゃない
傷ついたあなたを助けるヒーローに
黄色い声援はいらない
できるようになるまで幾度もトライ
助けたあとはみんな友達
騙されんな、自分自身の言葉に
傷を癒した分の労力
その分勝手に俺が背負ってる
曇って見えないメガネのレンズ
その思い出を書き起す短編小説
歌詞を書くことが夢だった
人に教えるのが夢だった
希望を与えるのが夢だった
現実を見た、夢で終わった
そこから教わった
虚無に襲われたままで溜まるか
やられる前にやれ、くたばるか
愛する人の目は三白眼
今日はもう眠いから
指を動かすのも疲れた
また明日、日が登るから
沈む頃にまた会おうな