人の恨みに憑かれたときの話
今回は誰にも話してこなかった、俺が高校1年生の頃に体験した
人の恨みに憑かれた話をしていきます。
霊的なものを信じていない方は全然ブラウザバックしていていただいて結構です。
絶対に信じさせたいつもりは全くないですし、話のネタとして聞いていただければと思います。
・事の始まり
事の始まりは、高校生の時に出来たネットの友人(Aとする)でした。Aとはいつも放課後にゲームをしていて、Aが1つ年上だったこともあって凄く気楽に話せていました。
ある程度仲良くなったころ、Aには彼女がいることを教えてくれました。
話のきっかけとして、Aが最近疲れていることを気にかけたところ、Aの彼女のヤンデレがエスカレートしていて、その原因が私であったことを知りました。
私自身もそれを聞いて、関わる機会を減らすか悩みましたが、Aはいつも通り遊びたいと話してくれたのでそれからも放課後は一緒に遊ぶ仲でした
・彼女との初対面
そんなある日、Aとビデオ通話をしていると、突然画面にAの彼女が映り、話始めました。
突然のことにびっくりしましたが、その日はAの家に彼女が遊びに来ていたものの、Aは体調が悪く寝ていたため、Aに「暇だから」と呼ばれ通話していました。
Aと一通り話したAの彼女は、私の方を見るなり「もう関わらないで」とそれだけ言い放ってどこかへ行ってしまいました。
それに対してAは怒ってくれましたが彼女は無視して帰ってしまったそうです。
その後、Aは何度も謝り続けてくれましたが私は気にしていないためこれまで通り接することにしました。
そんなある日、事件が起きました。
始めは、私の夢の中にAの彼女だけが出てきたことが始まりでした。
Aの彼女は夢の中で私を見つけるなり罵詈雑言を浴びせ、Aは私のだと叫んでいました。
私は怖くて飛び起きましたが、まぁ眠いんで二度寝しましたよねw
その日の朝、私はAに夢の事を話したところ、
彼女は重度の依存症でありヤンデレであること
リアルでも男女家族問わず嫉妬しまくっていること
何度も家で逆に襲われそうになったことを教えてくれました
そして最後に
私に一番嫉妬していて、ものすごく恨んでいることを教えてくれました。
私の身に不可解なことが起きたのはそのあとからでした。
急に女の人の声が聞こえる事
家で常に視線を感じる事
身体全身が重い事
ふいに視界に彼女の姿が映りこむこと
何度も夢に彼女が出てくること
夢の中のAがいつも泣いていること
あの日、人の怨念は本当にあるんだなと知りました
ただ正直、もっと怖い経験はしていたし、慣れていたのでそれぐらいは怖いとは思いませんでした。
自分でお祓いも試しましたがあまり効果が無く、やはり霊体に憑かれたときと、恨みとでは違うんだなと思いました。
ただこれらの現象は、突然終わりを迎えました。
彼女が自殺未遂をしたそうです。
原因はAに別れを告げられたこと。
私の悪口を言っていた彼女にAは嫌気をさして、これまでの周りへの影響も踏まえて別れを切り出したそうです。
最初はものすごく泣きわめいていたそうですが落ち着きを取り戻したから家に帰してしまったとAに聞きました
自殺はリストカットだったらしく、直ぐに見つかったために一命をとりとめたそうです。
Aはこの一件をきっかけに、彼女とtwitterが繋がっていたこともあってネットを引退していきました。
正直寂しかったですが、Aのことが一番心配だったので、彼の決断を受け入れました
さて、ここまで話しましたが、なぜ話してこなかったかというと
最近、Aがtwitterに戻ってきたからです。
Aと関わっていた時とtwitterアカウントは変わっていましたが、遊んでいたゲームの名前が変わっていたことと、プロフィールにIDを書いてあったため見つけられたそうです。
直ぐにやめてしまうからフォローはしてくれないそうですw
ただ彼は今、社会人として働いていて、結婚もしたことを教えてくれました。
私はそれだけで幸せです